この中にもともと南無妙法蓮華経の命があるんだって気づいたら嬉しくって嬉しくってたまらない。
それを歓喜。歓喜の中の大歓喜。788ページ。
我心(わがこころ)本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名(なづ)く
所謂(いわゆる)南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり。
(御義口伝巻下:788)
ここに書いてるように大聖人様もおっしゃってるんです。
もともと備わっている南無妙法蓮華経に気がつくことです。一緒に言ってください。
我心(わがこころ)本来の仏なりと知るを
即ち大歓喜と名(なづ)く 所謂(いわゆる)南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり。
御本尊様に南無妙法蓮華経と唱えると、御本尊様が私たちの中の南無妙法蓮華経を唱えた瞬間に
「出なさい出なさい」って命令されるんですね。向こうの御本尊を拝んでてこっちに南無妙法蓮華経がわいているんです。
それに気がつかないでこうかなこうかなと思うのは幼稚園のような信心してるわけです。
実は無線のように働いてるわけです。感電ですから。感応。
御本尊様の中の南無妙法蓮華経は自分の南無妙法蓮華経ですよ。
私たちの南無妙法蓮華経は形がないんですよ。色がないから見えないんですよ。
御本尊様は日蓮大聖人様の中にあった日蓮の魂ですから。
それをみんなに見えるように形にしてあげよう。誰でも見えるようにしてあげよう。
そして永遠に壊れないように。それが大御本尊ですよ。
この御本尊を拝むと大御本尊と同じ功徳がある。
外の御本尊を拝んでるけど実は中に南無妙法蓮華経がわいてるんです。感応妙(かんのうみょう)っていうんです。感電。
雷に感電するってことは中に電気があるんです。中の電気は見えない。怖いってのは感電するから怖いんです。
中にも電気がある。百万ボルトの雷に感電したら百万ボルトの電気になっちゃう。感電死っていうんです。
雷に感電したら即死だ。御本尊に感電したら即身成仏です。雷は感電して人を殺すんです。
御本尊は感電して人をいかすから妙とは蘇生の義なり 蘇生と申すはよみがへる義なり(法華経題目抄:947)