今年6月の参議院選挙の時に、福井県の武生文化に私は行きました。ちょうど今日のようにいっぱい。
その中で副大B担さんがいました。15年間頭が痛い。
他の病気は全部治ったけれど頭が痛いのだけはどうしても治らない。宿命だから。
それで「痛い痛い。」って言いながら私の話を聞いたらころっと治っちゃった。
大きな石がゴロンと落ちるように。それっきり痛くないんです。
それは「頭が妙なりってことが、ああ、私の頭が妙法蓮華経の「妙」なんだ。」って感激して
「ああ、私の祈り方が浅かった。」とわかったからです。
15年間の頭痛、10日間の薬を3日で飲んじゃうぐらいひどい。
副大B担さんです。
前略、辻先生、本当にありがとうございました。
私は先日福井県指導の折、武生文化で行われた指導会に参加させていただいた一人でございます。
辻先生のすごいご指導のおかげで15年間の苦しみ、悩みぬいた頭痛とそしてあの白い薬、
ものの見事に断ち切ることができ、今はただ感謝のお題目を唱えさせていただいている毎日でございます。
私は幼い頃より体が弱く、小学校、中学校もまともに行けず、卒業式の思い出もない私でございます。
心臓、喘息、体質改善、皮膚疾患、その薬の副作用で胃潰瘍、十二指腸潰瘍と
まるで病気の問屋のような私の幼い毎日でございました。
そんな私も父の仕事の失敗から、昭和40年にこの偉大な御本尊様を我が家にお迎えすることができ、
「不可能が可能になる信心」と教えられ、見事に体が丈夫になり、
まともな学歴のない私ですが信心の功徳で21歳にして美容院を経営できるまでになったのでございます。
でも、そのころから一つだけ病気の忘れ物かのように毎日片頭痛があり、
その痛みに我慢できず頭痛薬に手を出したのがそのころです。
そして10年がたち、長男出産の時、あまりにもひどい頭痛で病院で診療してもらった時、
「奥さん、あの薬はやめておいたほうがいいですよ。
あれは、だんだん血液を薄くしてますます頭痛がひどくなりますよ。
もうあなたは貧血、低血圧です。よほど痛いのなら病院から薬を出してあげますよ。」
と、あるメーカーの頭痛薬を10年も飲んでいたのです。
でも、またその日から毎日のように病院の薬が離せなくなったのでございます。
どこへ行くのも薬を持っていかないと精神が安定せず、お金を忘れても薬だけは持って行った私です。
そして、それからついに長女出産の今から2年前、10日分の薬を3日間で飲んでしまうほど
頭痛がひどくなってきたのです。
結婚して子宝に恵まれず、子供の産めない体と医者に言われながらも見事に祈り切って二人の子供に恵まれ、
しかも小さい頃から体の弱かった私とうってかわって、長男は健康優良児の表彰を受け信心の立証を
見事に決めさせていただいたのでございます。
そのような信心の功徳を身にかみしめるほどわかっていながら、
どうしても頭痛と白い薬と祈っても祈っても断ち切ることができなかったのでございます。
10日分の薬を3日で飲むのですから、その挙句、胃が痛くなり胃の痛み止めを、
そして食べた物は全部吐く、栄養が行き渡らないからひどい便秘、体がだるい。
病院の先生に頼んで家で3日に一度点滴を打ってもらうような日々が続いていたのです。
そして血圧が上がり、以前より貧血になり、イライラする、頭痛がする、そしてまた頭痛薬。
本当にすっきり爽やかな頭は一体どこへ行ったものかと・・・・
卵巣摘出手術を受け、よくも私に次々と新しい病気が出るものだと感心していました。
私が病弱な体で一番被害を受けたのは主人です。
仕事と学会活動、学会では支部長の役職をいただいているのですが、私のしかめ面の顔を見ていると毎日が憂鬱そうです。
そんな悶々としていた時、辻先生が福井へ。
是非ご指導をと思いながら当日月曜日で美容院も休みで、学校の授業参観日です。
ブロック員の人たちも何人か誘って行く約束をしていたのですが、
その日に限って今までにないすごい頭痛で、ふとんから一歩も出られず、頭を冷やし薬を飲んでも全然効きません。
最後に病院で精神安定剤をもらってわずか眠ったのでございます。
目が開いたのは夕方の4時。でも、とてもこの状態では行けず、断りの電話をブロック員さんにしたのですが、
熱心な誘いと、主人が「どんなに痛くても辻先生の指導は行ってこい」とまで言われました。
そして、いつも会合には何人か私の車で誘って行き私が運転して行くのですが、
その日は頭が痛く、とてもハンドルを持てず代わって運転してもらったのです。
車の中でも頭が痛く、会館に着くとすぐ薬を飲み会場へ入ったのでございます。
少しの間お題目をみなさんと唱えていたのですが、頭痛が止まらず胸が悪くトイレへ駆け込みました。
食べてきた物を全部吐き、襲ってくる痛みにただうずくまっていたのです。
そして気を取り直して会場へ入っていき、痛い痛いと言いながら辻先生の指導が始まったのでございます。
辻先生の話を聞いているうちに、私は信心で何か勘違いしながら祈っていたのではなかろうか。
「心の中に御本尊様がいるのですよ。病気の仏様はいない。頭は妙なり。
頭の中まで丁寧に題目を唱えて染み込ませたら脳腫瘍も治りますよ。」
ものすごい指導を聞いているうちに、私は「自分の勤行はどうだっただろうか。
題目は時間に追われて数だけで本当に真心を込めて祈っていただろうか。」
思い思い、辻先生の顔を見ているうちに、あれほどまでに痛かった頭が何か大きな石ころがポロリと落ちるかのように
軽くなり、もちろん心までがすっと軽くなり、いつもどんな会合があっても終わった後、
必ず薬をポンと1錠か2錠飲んで帰ってきた私ですが、その日は薬などすっかり忘れ、帰りは自分で運転して帰りました。
帰ると心配そうに見送ってくれた家族たちですが、私の明るく爽やかな顔を見ると不思議そうに見ていました。
それから数時間、お詫びの題目と今日参加できた喜びの題目を心ゆくまで唱えさせていただき、
辻先生、今日で10日になりますが12年間食事の量よりも多かったこの薬となんとも言えなかった頭痛がもうすっかり消え、
よくもまあこんなに薬を飲んだものかと感心するや恐ろしくなる思いです。
今までが夢なのか今が夢なのかと現実の自分が信じられないほど見事薬をあの日以来断ち切ることができ、
辻先生本当にありがとうございました。今は食事もおいしく吐くことも一度もなく顔色もよくなり、
自分で少し太ったように思い、体が温かくなりました。
子供たちが私が明るくなった顔を見て毎日喜んで安心して学校へ行き、
主人もこんなに大きな功徳をいただいたのだからがんばらなければとはりきっています。
この素晴らしい体験をいかして日本一の副大B担に、日本一の広布の母に、そして病気に悩む友を折伏し、
折伏しきっていきます。
本当にすぐ治っちゃうんですね。帰りは自分でって。
副大B担、頭痛がどうしても治せないんです。とっくの昔に治ってもいいわけなのに。
これは向こうに御本尊を見てるから。体の中に南無妙法蓮華経を見るんですよ。
お題目が頭の中までいったら頭が妙になるんですから。
出ても南無妙法蓮華経は見ることができない。内道っていうんです。外の道は外道なんです。
中をクリーニングする。中から命を磨いてるんだっていう意識がない。
漠然と「いつか治るんだろう。いつか治るんだろう。でも私、治んないな。」
だから、こんなに長くなっちゃうんです。半信半疑。
そうすると拝んでいながら小さい功徳が出てくる。本当の功徳は出てこない。